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ビリーズブートキャンプDADADA!

もとちは季節ものの絵というのをなかなか描かない人なのですが、今年は一丁ハネコさんで残暑見舞いでも描いてみましたよ…ということで、こんばんは。

Haneko023_2

さて、今回はチョッと変わったところで語るのが難しく、尚かつプロレス的な考察ということで

●ハネコさんの「試合の流れ(空気)を読むこと」と、「試合での付き合い度」の考察

コレです。

前置きの通り、凄くプロレスらしい「要素」であり、それでいて文章で語るには非常に難しいテーマなので、2回に分けるということで今回は「試合の流れ(空気)を読むこと」という点に絞って行ってみましょうか。

試合の流れを自ら作り出すタイプ相手の作り出した流れに乗るタイプ

はたまた流れなんぞ考えずにとにかく思うがまま突き進むタイプがいたり、流れをバキバキと壊していくタイプ。

これらを意図してやっていく(組み立てて行く)レスラーや、感性や天然で行えてしまえるレスラーなど、大雑把に分けてみても本当に色んなタイプのレスラーがいます。

大抵新人の頃は皆、がむしゃらさが先行して、あまり「試合の流れ」というのを意識しない(意識している余裕がない)レスラーが殆どであると考えます。
それを格上だったり先輩のレスラー達が、上手くコントロールして試合運びをしてくれるんですよね。

ぶっちゃけ「試合の流れ(空気)を読むこと」に長けたレスラー「グッドレスラー」と呼ばれるようになり、「試合の流れ(空気)を読めない」レスラー「塩」という扱いを受けるのが一般的なプロレスファンの評価ではあります。(例外もあるのですが)

こういうのを「プロレス頭」みたいな言い方をしたりもするのですが、もとち的にはこの「プロレス頭」があって、「試合の流れ(空気)を読むこと」に長けたレスラーということでいうとビュリホ市ヶ谷嬢を挙げたいと思います。

あの人は一見強引で荒っぽく、我侭に自分主体に試合を進めているようにも感じますが、その実カナ~リ考えて動いている人じゃないかと。

その上で流れをブチ壊したり、空気の読めない行動をしてみたりの傍若無人ぶりを発揮している人で、「プロレスラー」としての水準(強さとは別の要素で)は非常に高く、レッスルエンジェルスの世界ではある意味キーパーソンになっている人なのではないかともとちは考えます。
まぁユッコとの「ケンカ」は子供じみた部分もあるのでしょうけれど^^

他にはブレード師匠上原京子さんもこのグループに入ると思います。
ブレード師匠なんかは試合でともすれば感傷的になりすぎてしまうきらいもありますが)

ビュリホ市ヶ谷嬢ブレード師匠みたいな人は面倒見が良くて新人育成には向いているんですよね。

逆に「試合の流れ(空気)」をあまり読まず、自らの持つ「感性」で試合をして、それが結果良い方向に向かっているのが、ユッコなのであるともとちは捉えています。
次世代エースめぐちぐなんかもどちらかといえばこのグループに入ると考えます。
ちだね「天然」で、ムトメ「感性」

これはある意味「天才肌」ということになりますが、もとちレッスルエンジェルスにはこのタイプのキャラがじつに多いと感じますが、みなさんはどうですか?

こういう人達は自らが「感性」でプロレスをしちゃってる御方達なので、どちらかというと新人育成には向いてはおらず彼女達に後進の育成を任せたら、レッスルエンジェルスにおけるプロレス界の先行きは暗い……のかも?

BOMさん南さんといったタイプは「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しては不器用で苦手じゃないでしょうか。(レスラーとしての強さ、スペックは別として)

BOMさんの場合は「試合の流れ(空気)の読めなさ」が「塩」になるのではなく、「愛らしさ」になる所が良いです。

もとちBOMさん「あり方」としてこれは間違っていないような気がします。

むしろBOMさん流れを読まれて考えて動かれて、器用にスマートに試合されちゃったらとてもイヤです。

南さんの場合は流れ(空気)とかそういうことより、どうしてもストイックな部分が先行しちゃうんじゃないでしょうかね。

これで「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しても器用にこなしてしまったら完璧(パーフェクト)超人になっちゃいますよ。

そもそも、もとちが考えるに南さん「いぶし銀」的なポジションな人で、例えTOPを張れる「強さ」があったとしても、TOPの位置にいる人じゃないと思うのです。
U系団体ならともかく、南さんファイトスタイルと取り組みでTOP張っているプロレス団体ってなぁ…と、まぁこれも架空なのでアリっていえばそうなのですが)

ただ、BOMさん南さんといったタイプは後進の育成という面からすれば、付き人をすることで学ぶ部分は多かろうと思います。
BOMさんなんかその上で踏み台にされそうだ)

また、サンダー龍子みたいな我が道をまっしぐらなタイプもやはり「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しては不器用で苦手なんだと考えます。
もとち龍子若き日の天龍みたいなイメージを持っています)

龍子の場合は孤高ではありますが、まわりに付いて来てくれる選手やサポートしてくれる人、支持をしてくれるファンなどがたくさん居て、環境的には常に恵まれている状態にいるのではないでしょうか?

常に誰かにサポートされる側であったりして、やはり自らが後進育成するというタイプではないと考えます。
天龍がそうだったように年を重ねて砕けていって、円熟に老獪に、そして気ままにプロレスを愉しむようなスタイルになっていったりするのでしょうかね?

さて、ここで我らがハネコさんの出番。

贔屓目でもなんでもなくハネコさんは「試合の流れ(空気)が読める人」なんではないかと。

いつも書いていますが、「背負っているものが軽い」ので、試合の勝敗という面ではあまりこだわる必要がなく、自ら流れを作るコトも、相手が作った流れにすんなり乗るコトも出来るんですよね。

そもそも「試合の流れ(空気)が読める人」じゃなければフリーランサーとして各地を転戦できないでしょう。

良い意味でも悪い意味でも「フットワークが軽い」のですね。

つまりはヤッッパリ「試合の流れ(空気)が読める」ハネコさんは…

「グッドレスラー」という結論が出たワケなんですな。

(ソコか!今までの長い前フリはソレが目的カ!もとち

ふ ・ ふ ・ ふ ・ ふ ・ ふ 
カオス笑い)

ちなみにハネコさんのようなタイプも新人にとっては良い意味でも悪い意味でも学ぶべき事は多く、育成には向いているのではないでしょうか。
(でもハネコさんは手取り足取り教えやしないんだろうけどね)

と、今回はこんなところでしょうか。
次回は「試合での付き合い度」ね。

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またはじめるYO!

いやいやいや…

おひさしぶりの更新です。

もとちはとても不器用な人なので同時にあれもこれもとは出来きず、レッスルエンジェルスファンブックの作業と仕事の方が忙しくて、この「ハネコなぶろぐ」を含めてさまざまな活動が滞っておりました。

本の入稿も無事済みまして、体調を整えてゆとりも出来ました。

もとちの中では「ハネコなぶろぐ」は優先順位が高いものなので、またこれから更新を頑張って行きますので宜しくお願い致します。

さて、今回は前回に引き続きの内容でしたね。

●ハネコさんに「是非とも使って欲しい技」の「飛び技」編の考察

コレです。

え~と…まず最初にもとち何のポリシーもなく節操なしにアレコレと技を使ういわゆる「ちゃんぽんレスラー」は基本的にキライです。

流行や風潮ばかり追って、その時々でウケている技を安易にコピーして、それを得意げに披露するレスラーなんかもキライです。

ですから、ハネコさんにはつねにハネコさんオリジナルなファイトスタイルを展開して欲しいという願いを込めて、今回は特にハネコさん「試合を組み立てる上で基本となる技」を中心にチョイスしました。

前もって誤解のないように言っておきますが、「オリジナルなファイトスタイル」というのは、暗に他のレスラーがしないことをするとか、他のレスラーが使わない技を使うとかそういうことじゃございませんのであしからず。

それともうひとつ。

以前技の組み立ての考察の時にカテゴリ別と難易度を添えて「ゲーム風味」で紹介したことがあるので、それらと被る部分も多いのですが、今回は実際の「プロレス風味」ということで語って行きましょう。

★是非使って欲しい技1:ラ・ケブラーダ

これは普通に芸術的な技ですわん。

「使って欲しくない技」で挙げたムーンサルトプレスと違い、基本的に相手に体を預ける(受けて止めてもらう)技なので、ルチャをやる人なら是非とも組み立てに取り入れて欲しいです。

難度も高いので、ラ・ケブラーダの使い手であること自体がそのレスラーのステータスにもなりますよね。

1試合で1回は見たいですね。

★是非使って欲しい技2:トペ・コンヒーロー各種

これも普通にルチャの代表的な技の一つです。
一口にトペ・コンヒーロと言ってもさまざまな局面で、さまざまな繰り出し方があると思います。
ハネコさんには是非ともこの「さまざまな局面」での選択肢として、さまざまなトペを繰り出して欲しいもとちは考えます。

トップロープからのダイビングだったり、場外へのトップロープ越しのノータッチトペだったり…フェバリットとして頻繁に使って欲しい技です。

ああ、同じトペでもスイシーダ系は控えておいて下さいハネコさん。^^;

★是非使って欲しい技3:ケブラドーラ・コンヒーロー

これも代表的な技ですが、長身な方がコレを華麗に決めるとメチャクチャ美しいでございます。
1試合の中であまり頻繁にやられても感動が薄れるので、試合の中では小出しで「おおっ出た!」程度で。

★是非使って欲しい技4:ドロップキック

ドロップキックと言っても、全女の豊田真奈美「わがままドロップキック」ように連発して欲しい訳ではありません。
故・ジャイアント馬場さん「コイツはドロップキックだけで食って行ける」と言わしめるような芸術的なドロップキックハネコさんに日々使って欲しいです。

つまりお金をとれるドロップキックですな。

実際にドロップキック一本で観客を唸らせ、魅了出来るレスラーって居るんですよね。
ハネコさんにもそんな一人になって欲しいです。

★是非使って欲しい技5:ウラカン・ラナ

やはりこれは外せないです。
フランケンシュタイナーは使わないで欲しいです。
技の組み立ての考察の時にフェバリット技としてチョイスしたコルバタもとちは大好きですので、頭を挟んでのホイップ技はそちらを使って頂きましょう。

以上、見てみるとルチャファイトなレスラーなら普通に組み立てに入っているであろう技ばかりですが、まずはこれらの技に「コダワリと愛着」を持ち、キッチリと決めるコトが出来てこそ、その他のフェバリット技やフィニッシュホールドも生きて来ると思うのです。

プロレス技の持つ「説得力」というのは何も「威力」だけを指して語られることではなく、その人がその技を使うこと(使い続けること)によってどれだけの「価値」が生まれるのかと言った要素も含まれているのではないかともとちは考えます。

使用している技の価値を高めることによってプロレスラーとしての価値も高まる部分もあるのではないでしょうか?
(使ってる技が安易で安っぽいとやはりプロレスラーとしての価値も下がると思うのですよ)

今回はこんなカンジです。

「絶対に使って欲しくない技」「是非使って欲しい技」「飛び技編」以外はまた改めていつかやりましょう。

今までの考察以外にもとちハネコさんのコトに関する考察で扱って欲しいコトってありますでしょうか?

そういうテーマがあればまた是非教えて欲しいです。

Haneko022

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