ビリーズブートキャンプDADADA!
もとちは季節ものの絵というのをなかなか描かない人なのですが、今年は一丁ハネコさんで残暑見舞いでも描いてみましたよ…ということで、こんばんは。
さて、今回はチョッと変わったところで語るのが難しく、尚かつプロレス的な考察ということで
●ハネコさんの「試合の流れ(空気)を読むこと」と、「試合での付き合い度」の考察
コレです。
前置きの通り、凄くプロレスらしい「要素」であり、それでいて文章で語るには非常に難しいテーマなので、2回に分けるということで今回は「試合の流れ(空気)を読むこと」という点に絞って行ってみましょうか。
試合の流れを自ら作り出すタイプや相手の作り出した流れに乗るタイプ。
はたまた流れなんぞ考えずにとにかく思うがまま突き進むタイプがいたり、流れをバキバキと壊していくタイプ。
これらを意図してやっていく(組み立てて行く)レスラーや、感性や天然で行えてしまえるレスラーなど、大雑把に分けてみても本当に色んなタイプのレスラーがいます。
大抵新人の頃は皆、がむしゃらさが先行して、あまり「試合の流れ」というのを意識しない(意識している余裕がない)レスラーが殆どであると考えます。
それを格上だったり先輩のレスラー達が、上手くコントロールして試合運びをしてくれるんですよね。
ぶっちゃけ「試合の流れ(空気)を読むこと」に長けたレスラーは「グッドレスラー」と呼ばれるようになり、「試合の流れ(空気)を読めない」レスラーは「塩」という扱いを受けるのが一般的なプロレスファンの評価ではあります。(例外もあるのですが)
こういうのを「プロレス頭」みたいな言い方をしたりもするのですが、もとち的にはこの「プロレス頭」があって、「試合の流れ(空気)を読むこと」に長けたレスラーということでいうとビュリホ市ヶ谷嬢を挙げたいと思います。
あの人は一見強引で荒っぽく、我侭に自分主体に試合を進めているようにも感じますが、その実カナ~リ考えて動いている人じゃないかと。
その上で流れをブチ壊したり、空気の読めない行動をしてみたりの傍若無人ぶりを発揮している人で、「プロレスラー」としての水準(強さとは別の要素で)は非常に高く、レッスルエンジェルスの世界ではある意味キーパーソンになっている人なのではないかともとちは考えます。
まぁユッコとの「ケンカ」は子供じみた部分もあるのでしょうけれど^^
他にはブレード師匠上原京子さんもこのグループに入ると思います。
(ブレード師匠なんかは試合でともすれば感傷的になりすぎてしまうきらいもありますが)
ビュリホ市ヶ谷嬢やブレード師匠みたいな人は面倒見が良くて新人育成には向いているんですよね。
逆に「試合の流れ(空気)」をあまり読まず、自らの持つ「感性」で試合をして、それが結果良い方向に向かっているのが、ユッコなのであるともとちは捉えています。
次世代エースのめぐちぐなんかもどちらかといえばこのグループに入ると考えます。
(ちだねは「天然」で、ムトメは「感性」)
これはある意味「天才肌」ということになりますが、もとちはレッスルエンジェルスにはこのタイプのキャラがじつに多いと感じますが、みなさんはどうですか?
こういう人達は自らが「感性」でプロレスをしちゃってる御方達なので、どちらかというと新人育成には向いてはおらず彼女達に後進の育成を任せたら、レッスルエンジェルスにおけるプロレス界の先行きは暗い……のかも?
BOMさんや南さんといったタイプは「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しては不器用で苦手じゃないでしょうか。(レスラーとしての強さ、スペックは別として)
BOMさんの場合は「試合の流れ(空気)の読めなさ」が「塩」になるのではなく、「愛らしさ」になる所が良いです。
もとちはBOMさんの「あり方」としてこれは間違っていないような気がします。
むしろBOMさんに流れを読まれて考えて動かれて、器用にスマートに試合されちゃったらとてもイヤです。
南さんの場合は流れ(空気)とかそういうことより、どうしてもストイックな部分が先行しちゃうんじゃないでしょうかね。
これで「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しても器用にこなしてしまったら完璧(パーフェクト)超人になっちゃいますよ。
そもそも、もとちが考えるに南さんは「いぶし銀」的なポジションな人で、例えTOPを張れる「強さ」があったとしても、TOPの位置にいる人じゃないと思うのです。
(U系団体ならともかく、南さんのファイトスタイルと取り組みでTOP張っているプロレス団体ってなぁ…と、まぁこれも架空なのでアリっていえばそうなのですが)
ただ、BOMさんや南さんといったタイプは後進の育成という面からすれば、付き人をすることで学ぶ部分は多かろうと思います。
(BOMさんなんかその上で踏み台にされそうだ)
また、サンダー龍子みたいな我が道をまっしぐらなタイプもやはり「試合の流れ(空気)を読むこと」に関しては不器用で苦手なんだと考えます。
(もとちは龍子は若き日の天龍みたいなイメージを持っています)
龍子の場合は孤高ではありますが、まわりに付いて来てくれる選手やサポートしてくれる人、支持をしてくれるファンなどがたくさん居て、環境的には常に恵まれている状態にいるのではないでしょうか?
常に誰かにサポートされる側であったりして、やはり自らが後進育成するというタイプではないと考えます。
天龍がそうだったように年を重ねて砕けていって、円熟に老獪に、そして気ままにプロレスを愉しむようなスタイルになっていったりするのでしょうかね?
さて、ここで我らがハネコさんの出番。
贔屓目でもなんでもなくハネコさんは「試合の流れ(空気)が読める人」なんではないかと。
いつも書いていますが、「背負っているものが軽い」ので、試合の勝敗という面ではあまりこだわる必要がなく、自ら流れを作るコトも、相手が作った流れにすんなり乗るコトも出来るんですよね。
そもそも「試合の流れ(空気)が読める人」じゃなければフリーランサーとして各地を転戦できないでしょう。
良い意味でも悪い意味でも「フットワークが軽い」のですね。
つまりはヤッッパリ「試合の流れ(空気)が読める」ハネコさんは…
「グッドレスラー」という結論が出たワケなんですな。
(ソコか!今までの長い前フリはソレが目的カ!もとち)
ふ ・ ふ ・ ふ ・ ふ ・ ふ
(カオス笑い)
ちなみにハネコさんのようなタイプも新人にとっては良い意味でも悪い意味でも学ぶべき事は多く、育成には向いているのではないでしょうか。
(でもハネコさんは手取り足取り教えやしないんだろうけどね)
と、今回はこんなところでしょうか。
次回は「試合での付き合い度」ね。