全国600億人の翌年の本。

前回でレッスル3を題材に描きたかった事は概ね描いたので、今度はスペシャルネタが中心の本。

やはり、ゲスト執筆者は多少あるものの、殆ど個人誌状態。

この本で「ブレード上原師匠と大高の絡みはいつもどつきあい漫画にしよう」と決定づけ、現在に至る。

今と違うのは大高=プレイヤーキャラということで、この頃はまだ大高をもとち自身の分身という扱いにして描いている。

相変わらずサイトー君とちーちゃんコンビがお気に入りで、その2人ばかり描いている。

この本ではジャニス・クレアが初登場、以降もとちはライバルキャラとしてジャニスを強く意識して、漫画や絵を描くようになる。

今でも「笑って近づくココロ許せない愛すべき敵」がもとちにとってのジャニスという存在。

レッスルエンジェルスV1発売当初に、おまけディスク申し込みならびにV1のゲームの感想を添えて、この本もグレイトのプラム開発室に送って有難くもまたお返事を頂く。

開発中のV2の情報なんかもちょっと書いて頂いてあって、得したり^^

前回と同じくプラム開発室においてファンの窓口として返事を書いて下さったのは「えみ某」さんだったが、後にこのえみ某さんや斉藤なつきさん、ディックさん、桂林さん、松永さんらと意外な所でお会いして話しをする機会を何度か得るとはこの時は想像していなかった。

レッスル本を作っても、同人誌即売会・コミックマーケットでは落選が続き出展機会に恵まれない。

やはりこの本も殆どがイベント会場での配布で終わっている。

コミックマーケットではレッスルエンジェルスというジャンル内ではこの頃が最盛期で、15サークルほどがレッスルブースで出展していた。
(でも実際本を発行していたのはその半数のサークルくらい)

当時レッスルサークルで有名な所と言えば、NAO姫さんの主催するサークル:ナイアガラトライアングルの「レッスルカーニバル」や高橋氏の主催するサークル:富坂フランケンシュタイナーズ(このサークルはTFS、またはMai fai teurという3つの名前を使い分けていた)と大きく二つであった。

ハネコさんとの衝撃的出会いまであと少し。