
他の本は出していたが、結局レッスルエンジェルスの同人活動としては2年程のブランクがあく。
そして来る1998年の冬にコミックマーケットにて「Meるしぃ」の五條氏&フータ氏が衝撃的な出会いをする事になる。
この頃、レッスルエンジェルスの生みの親の松永直己氏が同人活動をしており、レッスルブースにおいて対面を果たすのである。
そこで松永氏から明かされた「レッスルッサバイバー」という同人企画が以降トントン拍子に進んで行く事になる。
まずはその準備号という事で、1999.4月に松永氏・五條氏・フータ氏・そしてもとちの4人で本が発行された。
この同人企画「レッスルッサバイバー」については苦い思い出も沢山あるので、あまり多くは語らないが、おおざっぱに言えばこの企画は、参加者一人一人が「社長」ということで団体を経営し、それぞれがレッスルエンジェルスからキャラを2~3人受け持ち、オリジナルキャラを交えてレッスルエンジェルスの世界の中でそれぞれの団体STORYを同人という形で構築していくというもの。
この時点で参加者は松永氏を含め4人なので、どのキャラもチョイス出来たが、この時もとちが迷わず選んだのがハネコさんとジェニーサモアンと皆川晴美(同人企画のサバイバーでは大高と皆川は別人扱い)。
この3人とオリジナルキャラ5人の計8人でアメリカのオクラホマにNWLという団体を立ち上げてSTORYを進める事にした。
大げさではなく、もとちはこの時に一生をかけてハネコさんと同人活動を通して向き合う事を誓う。
だからこの先もずっとハネコさんを描くのをやめない。
この頃からネットでの活動も本格化して、自分のサイト「寿・飯店」を始める。