
★2001年夏。
同人サバイバーの企画が頓挫し、一時は意気消沈していたもとちだが、「ここは原点に戻って、純粋なファン活動から始めよう」という結論に至り、その名もスバリ「レッスルエンジェルスファンブック」の発行に踏み切る。
有志の執筆参加者を募り、もとちが編集人となってそれを一冊の本にまとめるというスタイルで、基本コンセプトとしては「ファン活動」ということで、それ以上でもそれ以下でもないもの。
色々とあった同人サバイバー企画後のもとちの呼びかけという事で、ものすご~く不安だったが、本一冊発行するには十分過ぎるだけの参加者を得て、無事第1号の発行となる。
この本は原点回帰という事で表紙はユッコにし、もとちは気持ちが沈んでいる事もあって、編集作業の方に徹してカットやイラストなどに力を入れた。
これで手応えを得たので「毎回夏の恒例にしよう!」と決めて現在も順調に継続して発行中。
★2002年夏。
ファンブック2の発行。
引きずる性格なので…この頃になってようやく同人サバイバーで受けた傷も癒えて、この号から自分も以後定番になるブレード師匠上原と大高のどつきあい漫画などを再開する。
過去の本では大高=プレイヤー(もとち)だったが、この頃から完全に大高本人として、もとちと分離して描くようになる。
しかも相当にフッ切れてしまって、新人のくせに傲慢でビックマウスの悪態づきという、おおよそ他のレッスルファンが描かないであう性悪(最悪)なキャラ付けを大高に課して貫き通す事に。
「キャラ付けがそんなだから、ゲーム絵を意識して描くのもナンセンスかな?」と考え、絵柄も思いっきり自己流にして、今は「コレ一体誰?」ってくらい性格も容姿も元の大高とはかけ離れてしまったが、もとちはこれで良いと思っている。
そして表紙には是非ハネコさんを描きたかった!
個人的にはハネコさん一人で十分すぎる程に表紙を飾れるが、「シカタなく」千種を入れてあげる。
以後事あるごとにナンとかハネコさんを表紙絵に挿入してやろうと画策しているのはひみちゅ。
ちなみに「ファンブック」では自分が下手とわかっていても、自分より上手い方が大勢参加されていたとしても、必ず自分が表紙を描くというのが、他人には任せてはいけない「仕事」だと思っている。
2000年も過ぎると、すでに元となるゲームを作成していた会社が倒産や撤退をして新作が出なくなって随分と経っているが、同人企画のサバイバーから散って各サイトで活動をしている方もまだまだある状態でした。