
第22回挿絵
前回とは逆に「ハネコさんに是非使って欲しい飛び技編」の考察。
もちろんもとちの好みを思いっきり盛り込んだ内容になりました。
さて、挿絵は見ての通り、海外版PPV、EMLLのミスティコ特集を観てカナリの衝撃を受けて描いたもの。
絵の気合の入り具合と完成度からもとちがどれだけそのビデオを愉しんで観たかが良くわかる。
絵の技は書いてある通りインパクトも説得力も絶大ですが、仕掛ける側にもカナリのリスクを伴う技で、一歩間違えれば事故も起こりえません。
プロレス技はこうした仕掛ける側にもリスクが生じる技が多いのですが、それがまたレスラーの実力を測る「ものさし」になったりもしますね。
描いた絵の技の場合は仕掛けた側のウルティモ・ゲレーロも、受け手のミスティコも超一級のレスラーだからこそ成立する技で、お互いにレスラーとしての「信頼」があるからこそ放つことが出来るの技ということで、この辺の「妙味」がプロレスファンにはたまらなかったりするのですよね。
ハンパなレスラー同士では仕掛けるにも怖いし、受けるにも怖いですから。